第1回大会が開かれたのは、1966年(昭和41年)の2月でした。当時は東西対抗の団体戦を行っており、
シングルスはサーティ(30歳代)の部、フォーティ(40歳代)の部、フィフティ(50歳代)の部、シックスティ
(60歳代)の部しかありませんでした。
その後、回を重ねる中で、セブンティ(70歳代)の部、エイティの部(80歳代)が新設され、さらにハイ・フィ
フティ(55歳代)の部、ハイ・シックスティ(65歳代)の部、ハイ・セブンティ(75歳代)の部、ハイ・エイティ
(85歳代)の部が追加されました
第25回大会が節目の年になり、新たにダブルスが加わりました。翌26回大会から東西対抗の団体戦は
一旦中止となり、現在の種目に近い大会となりました。本大会はこの様に、長い変遷を経てきた歴史が
あるのです。
第50回大会では、静岡市体育協会他が協力して下さり、大会終了後に中学生を指導する講習会を開催
しました。本大会参加者や地元静岡のベテランが中学生に卓球技術の継承を行い、盛況に終えることが
出来ました。
現在でこそ各地でベテラン大会が開催されるようになり、大会参加者は自分の出場したい大会を選べる
ようになってきました。しかし各地のベテラン大会主催者は「静岡のベテラン大会を手本にした。静岡の
ベテラン大会があってこそ今の私たちのベテラン大会がある」と口を揃えます。
静岡はベテラン大会の発祥の地、各地のベテラン大会の産みの親とも言うべき大会なのです。
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